私はロランス





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もしも好きな人に性別を変えたい、と
告げられたら
そこで貴方には寄り添えないと
言われたら
男性だから、女性だから、
という理由だけで誰かと
寄り添っているのは悲しいな、と…

けれど男女では一般的な社会での役割も
機能も異なる…
子供が欲しいと望んでも同性同士では
絵に描いたような幸せな家庭は望めない
当人同士が性別を乗り越えたとしても
世間からつまみ出されることからは
逃れることができない



なぜ男性だから女性らしい振舞いを
してはいけないのか、
なぜ女性は女性らしく振舞わないと
いけないのか、と聞かれたら
私は納得できる答えを導き出せないと思う


いっそ皆が性別を捨てて生きていければ
幸せになれるのに!と…笑
それでは社会が回らなくなるけれど…笑



けれど性別がなんだ!
内面を覆うただの殻じゃないか…!
外を作り上げてる箱じゃないか…






左右対称の画面構成も
心情を代弁してくれる挿入歌も
画面の中の彼等の後ろ姿も
衣装もセットも美しく…はあ…



マミーも大好きだったけれど
マミーと同じくらいわたしはロランスも
大好きな作品だ…


ドランの映画は必ず最後にどのような
形であれ希望や救いがあるから
今回も、残り3分で絶望から救われました