2014-07-19 危険なプロット どうしようもなく面白かった…。物語が進んでいくうちに現実と虚構の世界が入り混じって境界線の上を行ったり来たり。オゾンの作品はドヌーヴにはまってた時にしあわせの雨傘を見て以来2度目。八月の鯨のようにあたたかいお日様のような映像が印象的だったしあわせの雨傘だけど今回の危険なプロットは知的なサスペンスで断然こっちが好きだな、と思った。映画の中での小説について語った台詞“読者は王だ、飽きさせてはいけない”という言葉どおり一瞬たりとも目が離せなかった。物語の上に物語が重なっている映画。